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被災地を支える断熱材

スタッフ柳です。
今年1月に発生した能登半島地震。
私は自宅で過ごしていましたが、大きな揺れへの驚きを今でも鮮明に覚えています。
被災地のニュースは日々少なくなっていますが、
復興には長い時間が必要だということは皆さんもご存じかと思います。

今回は被災地の暮らしを支える断熱材

皆さんは仮設住宅「熊本モデル」という言葉を聞いたことがありますか?


「熊本モデル」は2016年に発生した熊本地震の際に建設された木造仮設住宅とそのコミュニティの名前です。
熊本地震発生後、仮設住宅を建設する段階で県の担当さんの頭によぎったもの。
それは2011年の東日本大震災の仮設住宅の様子と「孤独死」「孤立」という言葉でした。
地震発生後、大きな被害を受けた被災地の復興はとても長い時間をかけて行われます。
その中で課題となったのは「寒さによる健康被害」「プライバシー確保の困難」「環境変化への適応」という、一見地震とは関係のないようなものでした。

住み慣れた家に戻れず、
家族以外の人が近くにいて休まらず、
目まぐるしく変わる気温。
常に周りに気を遣った生活の中で、被災者の心身にストレスを与え続けました。

熊本県はその教訓を活かして「被災者の痛みの最小化」の1つとして、
居心地の良さを取り入れた仮設住宅を計画しました。

入居者が新しくコミュニティをつくりながらも、
プライバシーと健康を維持することのできる長屋の建設は、
被災し、不安を抱える方々の生活を支える前向きな取り組みの1つとなりました。

そこで採用されたのが断熱材「デコスファイバー」
株式会社デコスの木質繊維系断熱材(セルロースファイバー)です。
断熱性能はもちろん、高い調湿性や吸音性はプライバシーの保護や四季を通しての小さな不快感を解消する優秀な断熱材です。

デコスファイバー

弊社標準仕様でもある断熱材が採用され、長期型仮設住宅が人の暮らしを支えて熊本の復興を今日も支えています。
(熊本地震は完全な復旧までに約20年かかると言われています。熊本県公式HPその進捗状況や今後の計画も掲載されています)

能登半島地震でもデコスファイバーの採用が決定

今回の能登半島地震でも、仮設住宅は短期・長期型含め復興を見据えた導入が行われています。

その中で「木造応急仮設住宅」にデコスファイバーが採用されることが決まり、既に3月末から施工が始まりました。
入居は5月以降に予定されていて、最終的には公営住宅になる「長期型仮設住宅」になります。
暮らす人の快適さを支えるデコスファイバー。
採用の理由は「認定施工士」による施工もあるのだと感じています。
通常の断熱材工事とは違うのがデコスファイバー。
全国の施工代理店が迅速かつ、高い技術性の断熱工事を担っています。
日本の四季に対応でき、音の配慮もできるデコスファイバー。
今回は地震対応として採用されましたが「日々の暮らしのちょっとしたストレス」を解消できる断熱材としてハウスデコスではこれからも標準仕様でデコスファイバーを推していきます。
(弊社の運営会社はデコスファイバーの施工代理店でもあります。)

かなり長くなってしまいました。
推しを紹介しようとすると、早口長文になりがちなので反省です。
また別の機会でデコスファイバーのご紹介ができればと思います。

「その早口、聞いてみよう」
なんて思っていただける方は是非岡崎の体験ショールームへお越しください。(要予約)
実際に体験してもらいながら、語ります。
「ちょっと巻きで」
の方もお待ちしています。

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